STORY

第9話 ガールズアプローチ 「布告」

期末テスト前。部室で勉強会をしていて成績の話になり、実は灯代の成績が一番悪いことが明らかになる。そんな灯代に学校帰り一緒に勉強しようと持ちかける鳩子。ふたりで勉強しながら安藤の話になったとき、不意に鳩子が「ズルいなあ」と口にしたため灯代は動揺する。試験終了後、部室の大掃除をしているとみんなの入部届と、安藤の履歴書が出て来る。
実は安藤はかつて部長である彩弓に入部拒否され、ひとりだけ面接などの入部試験を受けていたのだ。厨二全開の安藤の面接が面白すぎて結局試験もなし崩しになってしまったのを懐かしく思い出す彩弓。一方、夏休みを前に、これまでのように毎日みんなに会えないことを寂しく思っている千冬。それを気取った安藤は、夏休み中一緒にプールに行く約束をする。また、彩弓に接触する相模。彩弓に、絶対メインヒロインになれなさそうな彩弓と主人公である安藤とくっつくのに協力したいと申し出る。そして鳩子は灯代に「安藤が好きだ」と告げ、「灯代ちゃんは?」と詰寄る。答えられない灯代。それぞれの思惑のなかで、ひとり能天気に夏休みを楽しみにしている安藤。

脚本:樋口七海
絵コンテ:江島泰男
演出:江島泰男
作監:山本周平